空色ノート

中小路昌和のBLOGです。

スポンサーサイト  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Posted on --/--/-- --. --:-- [edit]

category: スポンサー広告

tb: --   cm: --

-公式記事-  

2015年06月14日にSPIRAL-JAP企画の「ALL OR NOTHING」が13周年を迎える。
今回はアニバーサリー企画として、中小路昌和にこれまでのナッシングの総括、そして現在から今後の展望を余すところなく語ってもらう。本記事は今までと趣向を変え、独白形式にてお届けしたい。

photo (2)

-グランドデザインなんて具体的には何もない-

ナッシングって元々ジャップが始めたものじゃなくてね。その前にやってたJACK-DAWってバンドの時に始めたの。ひさしんとこのSICKSと共催で。で、SICKSが速攻で解散して。ま、大きな原因はアレでアレなんだけど(笑)そっからJACK-DAWもVol.3くらいには解散して。ジャップがそこから引き継ぐんです。

なんでイベント始めたかっていうと、好きにやりたかったから。自分の思い通りにやりたいっていうか。あと脈々と受け継がれるバンドシーンの縦社会っていうのが我慢ならんくて。打ち上げで殴られるとか。マジでむかついた。先輩だしね。ビンタ食らった後「あざっす!」とか言ってたけど。心中、こいつ絶対に潰してやるって。二十歳でバンド始めてから五年くらいヘイト溜め続けてた。特に女関係のだらしなさっていうのかな。打ち上げでファン引っ掛けてやっちゃうみたいな。ああいうのも嫌悪してた。他所でやれよって。ま、極めてロック的ではあるんだろうけど。ありったけの快楽を集めたアナーキーな空間っていうのは。

やっぱ当時は新しい考えっていうか。保守に対する反抗心てあった。革新的というか。古き良きは残すべきだけど、古き悪しきものは壊したい!みたいな。今にして思えば善も悪も自分の価値観次第だし、旧体制を打倒したとしても、潰した後にどうするの?っ言われたら、グランドデザインなんて具体的には何もなかった。ただ、京都を変える!とか地元を盛り上げる!っていう分かりやすさが良かったのかな?どんどん若手が集まりだして。REINCARNATIONとかその筆頭だよね。最初の五年くらいは右肩上がり。気分良かったよ、すごく。

photo (10)

ナッシングがある程度の規模になってからが難しかったな。地元を盛りあげるって言っても盛り上がってんのは自分たちだけっていうのに気づきだしてたし。やれることはやり尽くしてた感があった。端的に言うと、これじゃメジャーには行けないぞっていう。あとやっぱ短命じゃない?アマチュアバンドなんて。三年持てばいいほうだし。仲間はどんどん減っていった。全員が全員音楽で食えるわけじゃない。将来のこととか考えたら辞めるよね、普通。これはしゃーないなって。でも悔しいなって。そんなこんなで年月を重ねるにつれイベント自体は苦しくなっていくわけなのですよ。

-ナッシングは組織として機能してた-

俺らどのバンドも事務所とかに所属してなかった。それだけ誰にも相手にされない連中の集まりだったとも言えるけど(笑)それでもそれなりに歴史は紡げた。それは少しだけ誇れること。二、三百は集められるぜ!的な。自分たちだけでもある程度はやれるっていう自己満足感とでもいいましょうか。今のナッシングもそうだよね。この場所での主役は俺たちだっていう気概。その規模が目に見えてしょぼくなってるから悲しいだけで(笑)これはまずいぞ、なんとかしなきゃっていう。やっと尻に火がついてきた状態というか。

ナッシングは自分たちだけのものじゃないっていうのは強く思ってた。現にトリを他のバンドにやってもらうことも多々あったから。当時はジャップの実力不足っていう背景もあったけど。それでもそうやって自分がお山の大将ではないぞっていうアピールは事あるごとにしてた。浸透してたと思う。それは。その辺が他のイベントと違うところかなって。結束も強かったと思うよ。組織として機能してた。自分が嫌いだった縦社会を自ら作っていくっていう矛盾には悩んだけどね。でも誰かがやらなきゃいけないし。青臭い情熱だけじゃイベントは前に進まないもん。それぞれの頑張りを同じ方向に向かわせていくっていうのは大変だったな。

ただこのやりかたは反発も受けた。中小路一派的に見えたんだろうね。群れるってバンドマン的にはださく見えると思うし。実際はみんな好き勝手にやってんだけどね。同じ方向を向いてるってだけでさ。特に同期のバンドマンからの反発は強かった。だんだん仲良くなるんだけどね。当時はなんだあいつ?みたいな感じで見られてたろうな。俺は俺で、ロック的な今日的な考え方への反発もあったし。

photo (17)

ちょいと軽い話でもしましょうか?打ち上げとかの話。ナッシングの打ち上げはアットホームだったと思う。殴る蹴るは勿論、一気の強要とかもない。そもそも一気飲みがない。みんなそれぞれ好きに話してる。バンドマンとファンとの色恋沙汰とかもあんまなかった気がする。そもそもそういう情報は俺には届かない。こーじさんに知られたらやばい!みたく思ってたのかな(笑)良いと思うけどね、好き同士なら。ファンを穴扱いする奴が疑問なだけで。俺だってファンと仲良くなりたかったもん。けど俺の周りはいつもむさくるしい男共ばっか。バンドってこうっすよね!とかそんな話ばっかしてた。打ち上げの後半とかバンドマンもファン席に行って飲むんだけど、そういうのマジで羨ましかった。俺も行きてーなーって(笑)

今は俺の後輩たちもそれぞれ偉くなっててさ。当時の苦労話なんかするんだけどね。俺は厳しかったとか、打ち上げで吐くほど飲まされたとか言われたりする。アウトローな話とか。覚えてないんだよね、悪いけど(笑)だからさ、最初に言ったけどあんま先輩とかの俺への所業も悪意をもったらいかんなと思う。きっと悪気はなかったんだし。俺はあそこまでひどくないって思うけどさ。程度問題なんだろうね。やだやだ(笑)

photo (4)

-俺は、ああはならんぞって思ってたバンドマンになりつつある-

今現在のナッシングを動かしてるの俺じゃなくて伊藤。伊藤君を信用して全てをお任せしておるのですが、なかなか難しいよね。回りは海千山千の連中ばっかだし。否定はしないけど積極的な肯定もない。苦悩してますよ、彼。俺がそもそも伊藤にナッシングを預けたのは世代交代って意味もあったけど、大きな理由はひとつだけ。俺がやってもある程度にしかならんなって思ったから。組織はリーダーの器以上にはならんって言うでしょ?ジャップの中じゃ末っ子的な立場の伊藤だけど、地元じゃそれなりのプレイヤーだし、バンドマンだと思ってる。バトンを渡すとしたら今んとこ伊藤が最適任者。彼が俺より器がでかいかどうかは分からん。けど俺がやってもナッシングは今以上にはならない。確かに賭けではある。今以下になる可能性も十分に秘めてるから。けど全てか無かなわけじゃない?ナッシングって。だったら伊藤の可能性に賭けたいし、伊藤を取り巻く若い奴らのエネルギーに期待したい。俺は隠居気分で見てる。彼ではどうにもならんことだけ俺が出ればいい。

三年でしょうね、とりあえず。三年で結果を出してほしい。任せてから二年くらい経つから、あと一年か。厳しいけどやってもらいたい。正直、KZの脱退ライブ以降は内容はともかく動員的には右肩下がりだし。事情はたくさんあるけど、それを何とかするのがリーダーだしね。だからこそ俺らジャップのメンバーがもっと協力せないかんと思う。孤立無援では戦いようがないですから。俺がしょぼいなりにも結果を出せたのは周りのアシストがあったから。今の伊藤にはそれがない。メンバーそれぞれの生活があるのは理解してるし、それを配慮した活動になってると思う。でもそれを当たり前だと思っちゃいけないよね。俺らにはナッシングとかファンに対してある種の責任があるわけだから。今のジャップは昔の自分がなりたくなかったバンドって感じがして悲しい。ああはならんぞって思ってたバンドマンになりつつあるというか。

俺も人のこと言えないですけどね。近年、音楽に向き合う時間が減ってるのは確かだし。この年になるとなんとなく悟っちゃった部分ってあるじゃない?社会に対して。社会ってこんなもんだぜ、みたいな。ぶつくさ言ってる暇があったら働こう!みたいなさ。でもさ、おかしいことをおかしいって言いたかったはずじゃない。我慢できない怒りや矛盾を音楽にぶつけたはずじゃないっすか。そういう人間が世間の枠組みにはまった瞬間に、会社とか社会ってこんなもんだよねっていうのは違う気がするな。例えばさ、仕事とかでもさ。つまんない奴ってたくさんいるじゃない。人の上に立つ資格ゼロな上司とかさ。そんな奴に限ってどっかでぱくってきた小言を連呼するでしょ。適性がないのに上司なもんだから、社会のルールわぁなんて言って押さえ込もうとしてくるわけ。けどさ、そんなもん社会のルールでもなんでもなくて、ただその場所でだけ通用してる慣習だったりすることばっかじゃん。挙句に簡単にプライドだって傷つけてくる。そういうのってさ、我慢しなきゃ駄目?違うでしょうが!って言えばいいんだと思う。それをやるのが俺らであって、その日々の欠片が曲だったり、詞だったりするわけよ。ナッシングはね、そんな戦った奴らが日々をどう戦っているかを見せる場所であってほしいと思ってるんです。

photo (3)

ちなみにジャップは最近調子はいいんですよ。一応言っときますけど(笑)物販も動きますし。メジャー志向バリバリの時にこれくらい売れてくれてたらなーって思う。毎回それなりに売れますから。やっぱライブが良いんでしょうね。満足のいく活動は出来てないけど、メンバー各々がその鬱憤はライブで晴らせてるんでしょうね。セトリも当時の匂いのするセトリになることが多い。やっぱ得意だし好きなんですよ。

詩音の在庫がそろそろ底をつきかけてまして。やべーなー次の作んなきゃなーとか思ってる。それと同じくらい今までの曲のおさらいもしたいけどね。当時はやれたけど今は思い出すのに時間がかかる曲とかあるし。特に二人時代の曲は出来ない曲が多すぎますし。別に二人時代を否定してるわけでもないでもないのにね。これまで発表した中でアルバム未収録だったり、シングルのカップリングにしかなってなかった音が10曲以上あるから、それをまとめてリリースしても良いかなって思ったりはしてます。売り切れの音源も多いし、今じゃ手に入らないCDもあるし。今新しいお客さんがどんどん入ってきてるから、そういう人たちのためにもね。リリースする意味はあるかな、と。ま、新作録っても全然良いんですけどね。ストックはたくさんあるから。

もし新作を作るなら今までとは全く毛色の違った作品にしたいって思ってて。従来のジャップらしさは詩音で表現できたしね。それなりに技術もついてきてるから、昔だったら絶対出来ないようなことも出来るだろうし。ポップであるとかロックであるとかに縛られるつもりはない、新作に関しては。個人的には読み物としても楽しめる作品にしたい。年齢を重ねてきたからこそ書ける世界の詞があるから。かなり説教くさくなるかもね(笑)禅問答みたいな感じのイメージかな。好きです、むかつきます、しんどいです、じゃない世界を書いてみたい。

photo (5)

俺、今新しいバンド組んでまして。始動に向けて日々頑張ってるつもりなんですけど。レコーディングもしてて。6曲くらいかな?録れてます。メンバーが若いんで刺激になる。そんなことでつまづくの?と思うこともあれば、おお!そんな考えや切り口があるのか!って感心させられたり。ま、下手ですけど。ひどく下手ですけどね。二度言いましたね、俺。ま、大事なことですから(笑)伊藤なんかもこのバンドだと下手ですよ。俺もジャップとは別人くらい下手ですし。バンドっておもしろいなって思います。バンドとして下手な理由は分かってて。技術じゃないんですよ、きっと。たぶん取り組む姿勢の問題。かなりアマチュアな感じです。順応してしまってる自分が怖いな。ま、しゃーないなって済ましてる自分もいるし。失格ですよね、バンドマンとして。精進せんと。

音楽性はね、俺が書いた曲って感じですよ。新しいエッセンスは盛り込んでますけど、やはり俺の匂いはプンプンします。初期衝動に正直なバンドにしたいです、新バンドは。これまでこうだったからとかじゃなくて。自分はこういうバンドが好きなんだっていうバンドにしたい。若い人たちの意見も取り入れつつ、少し強引なくらいに引っ張っていくつもり。ジャップみたいになくなって困るようなバンドではまだないから。思い切ってやれるっていうのはある。で、やる限りは結果を出したいからね。あ、いたんだ?じゃ恥ずかしすぎる。いつかこのバンドでナッシングに出たいなぁって思ったりもしてるもんね。

-出演バンドは全部応援してる。けど絶対に負けたくない-

今後のナッシング?それは伊藤に聞いてもらいたいとこだけど(笑)個人的なことを言えば、なぁなぁは嫌だなって思ってます。出てくれるバンドはみんな応援してるけど、絶対に負けたくないし。今度の13周年はリンカネが新作出すからね。楽しみだけど怖くもある。売れてほしいけどそこまで売れてほしくない(笑)あっちゃん自信満タンだったもんな。やだなーもう。得体の知れない不安に襲われますよ、ほんと。

もっともっと仲間を増やして行きたいです。共に切磋琢磨できる仲間を。ナッシングは長いからさ。ずっと出てる人、ずっと見に来てくれてる人に様々な思いがあると思う。けど過去の中では生きれないですから。今を紡ぐことが未来に繋がると信じてるから頑張れるわけで。解散したバンドが再結成してまた出てくれたり、子育てや仕事が一段落したファンがまた来てくれるようになったり。そこにナッシングがあることが安心だったりもすると思う。それは俺も嬉しい。けど、いつまでもあると思うなナッシングっていう意識もあるから。存在自体がださいなって思ったら迷った挙句に辞めるだろうし。そうならないために日々活動していきたい。この場所をなくしたくない人はたくさんいると思うので。そういう人たちの気持ちを同じ方向に向けることが出来たら、ナッシングはまだまだ大丈夫だと思うんですけどね。
スポンサーサイト

Posted on 2015/05/23 Sat. 07:40 [edit]

category: 公式記事

tb: 0   cm: 4

-告知-  

SPIRAL-JAP Presents
ALL OR NOTHING VOL.49

6月14日(日)
Open/17:00 Start/17:30

Place
西院GATTACA

Ticket
Adv/2000 Door/2500(1Drink別)

Cast
SPIRAL-JAP
REINCARNATION(レコ発)
Kosyo
Quatre de mode
Nechikko35
and more...

DJ BA

いよいよナッシング!

しかも13周年記念イベントだぞ!

Posted on 2015/05/18 Mon. 17:26 [edit]

category: 告知

tb: 0   cm: 8

プロフィール

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

リンク


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。