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空色ノート

中小路昌和のBLOGです。

‐奇跡‐  

人は自らが生きてきた中での経験や価値観で物事を考える。

俺も勿論そう。

今日は俺なりの奇跡の起こしかたを書いてみます。

俺は長くこの世界にいるから、時折昔話が混じる。

俺らん時はこうだった。

若手の頃は嫌でね。そういう先輩が(笑)

知ったことじゃねー!次は俺らの時代だっ!強く思ってた。

現在の京都のシーンは、伊藤達の世代辺りが中心だと思う。

年齢、キャリア共にそういう時期。

俺らの時代は終わってる。

つーか殆ど残ってないし。

今はリーダー不必要の時代なのかもしれない。

少なくとも俺らの世代とは空気が全然違うよ。

良く言えば、群れない。自我が確立されてる。

悪く言えば、結束ができない。仲間がいない。

どちらが正しいかは分からないし、どっちでもいいと思う。

暑苦しいのはごめんだ。うん、そうかもだね。

だから俺はこうだったっていうのを書きます。

俺は俺の上の世代のやり方に強烈な反発心を持ってました。

何かあると怒鳴られ、殴られる。

打ち上げでサラダしか食えない。

あり得ないノルマを課せられる。

話を聞く時は常に直立不動(笑)

そういう抑えつけられた感覚の中で、独立心が芽生えてさ。

価値観を共有する仲間を少しずつ増やしていった。

新しい時代は俺達が作るんだって燃えてた。

勿論、揉めた。足並みだって揃わない。生傷だらけの日々。

その中で頭角を現すことに成功し、イベントを立ち上げる。

それがナッシングだった。

ナッシングは人を得てた。

野心のあるバンドが次々に現れ、凌ぎを削った。

生々しい競争の中で、何故か俺らは結束できた。

理想を語ったから。

京都を盛り上げる。ナッシングからメジャーバンドを生む。

馬鹿だったの(笑)

本当に出来ると信じてた。みんな信じてた。

そして、信じる力は幾つかの奇跡を生んだ。

だからといってずっと一緒にはいられない。

それぞれが学んだノウハウで、俺らは別々の道を歩いたの。

俺は東京に視点を置いてメジャーを目指し。

夢破れて、ジャップを活休。

空色ノートを結成し、改めて地元を見た時。

俺の回りにワンマンやれる奴はいなかった。

地元じゃ抜かれてると思ってたし。

彼ら中心のコミュニティがあるもんだと思ってた。

けど、みんなバラバラだった(笑)

突出したリーダーシップを発揮するバンドは不在。

動員始め様々な要素で、まだかつての仲間に抜かれてない。

キタキタ。そう思った。

それならワンマンを目標に活動することは低い目標やない。

戦う価値がある。

戦いの基本は、相手を設定し、狙いを定めること。

常に相手を狙える立場に自分を置く。

誰もやらないなら、また俺がやってやる。人を集めてやる。

そのためには、空色ノートだ。

まずこのメンバーから信用を得なければ。

俺は理想を語ろう。

理想を語らない説教みたいな現実に人なんて集まるもんか。

まずは奇跡を信じさせよう。

誰一人一ミリも奇跡を疑わないバンドにしよう。

そんな誰一人欠けることない信じる気持ちが奇跡を起こす。
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Posted on 2012/01/06 Fri. 02:16 [edit]

category: 未分類

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コメント

昔は凄まじかったんですね(>_<)バリバリの体育会系ぢゃないですか!!白くても黒と言えと言われれば、黒って言わないといけない…みたいな(@_@)
そうだったから、「今」のこうじさんがあるんですね☆
私もその奇跡、信じてますよ(^3^)/

URL | あかね #-
2012/01/07 21:33 | edit

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